介護のこと（ズバリ介護）

介護とは直接関係ないですが、市営住宅というのが出来始めたのが、戦後空襲で焼けてしまった市街地に「応急簡易住宅」と呼ばれるバラックが１９４５年頃から建設が始まり、
当時は９世帯ほどが連なる長屋で、台所、トイレは共同、１戸分の広さとしては６畳、３畳、土間ほどの広さでした。家賃は２５円、１世帯の人数も大人数というひしめきあった生活をしていたとようです。
その後、６９年から７５年度頃になるとそれでも住宅不足が深刻化してきたため、５００戸超の大規模住宅団地が出来始めました。住宅不足解消のため、工期を短縮するために工場でコンクリート版を成型し、それを現場で組み立てると言うスタンスを取っていたのですが、周りに無機質な印象を与えていて、また当時の間取りは３ＤＫが主流だったようです。
この市営住宅は多いときでは１棟３２００個ほどの規模のときもあったそうです。
現在は住宅政策や間取りの移り変わりと共に各部屋の段差が無く、車椅子で部屋中を移動できるバリアフリー設計の住宅や、駐車場、エレベーター完備、緊急時のベルなど高齢者の事を考えた設計のところも多いですね。現在の住宅設計は、将来増改築などが出来るように設計しているところが多いが、子育てや介護、２世帯住宅などの希望を元に立てられている介護賃貸住宅よりも、もちろん生活水準や収入でばらつきもありますが、家を買って、多少でも長期返済にしてゆとりあるローン返済の検討も視野にいれると良いと思います。